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小学館『あーとぶっく』シリーズ全15巻

名画と遊ぶ絵本
子どものころ、だれかと友だちになる時って「なんか気が合うなあ、あの子とは」って感じじゃありませんでしたか?
相手が、アート作品だってきっと同じです。
「なんかしっくりくるなあ、この絵」気が合う名画と、うまく出会えたらしめたもの。あなたはもう名画を鑑賞しているのではなく、名画を体験しているのです。このシリーズは、名画と友だちになるための私なりの絵本。
あなたもあなた自身の方法で、名画との友だちづきあいを始めてみませんか。

『ゴッホの絵本・うずまきぐるぐる』の画像
『ゴッホの絵本・うずまきぐるぐる』の画像

『ゴッホの絵本・うずまきぐるぐる』

小学館 ¥ 1,512 (税込)

私のデビュー作。ひょんなことでこのシリーズを立ち上げることになった私は、ダミーとして全ページを手書きで書いて編集部に見せました。「このまま出版したい」と言われまずびっくり。うずまきのキリヌキひとつずつに対し、美術館から請求書が届いてびっくり。発売してすぐに山ほどの読者はがきが送られてきてまたびっくり。びっくりの連続の本でした。

モネの絵本

『モネの絵本・太陽とおいかけっこ』

小学館 ¥ 1,512 (税込)

モネは太陽とおいかけっこした画家。陽の光を受けてつみわらがおばけになったりアイスクリームになったり。モネといっしょにポプラ並木やつみわらの畑、セーヌ川の川辺を散歩してみたいな。

ピカソの絵本

『ピカソの絵本・あっちむいてホイッ!』

小学館 ¥ 1,512 (税込)

泣いた顔もおこった顔も笑った顔もみんなひとりの顔だから、いっしょにかいたらこんなへんな顔になっちゃった。ピカソの顔と「あっちむいてホイッ」ってあそべたら……。そんな思いでつくりました。

ルノワールの絵本

『ルノワールの絵本・ないしょかな?』

小学館 ¥ 1,512 (税込)

「ないしょなんだけどね」と打ち明けるルノワールの少女に思いをはせてください。一週間の小さな物語です。小さな子どもたちとお話する気持ちでつくりました。どちらかといえば、女の子向きかな。

ルソーの絵本

『ルソーの絵本・夢の宝さがし』

小学館 ¥ 1,512 (税込)

ルソーという画家は空想にあふれた楽しい絵を残しています。うまい絵というのとは少し違うけれど、とぼけた面白さがあります。ルソーがいなかったら、西洋名画はもっと窮屈だったかもしれません。

スーラの本

『スーラの絵本・もっと近づいて』

小学館 ¥ 1,512 (税込)

スーラという画家は名前と点描という描き方ばかりが有名です。でも少しずつ近づいてみると、どんな世界が見えてくると思います?小さな色の粒で描かれた世界は透明感がただよって本当にきれい。

シャガールの絵本

『シャガールの絵本・空にふわり』

小学館 ¥ 1,512 (税込)

恋人たちが空を飛んでいるロマンティックなものと思われがちなシャガールの世界。実はそればかりではありません。この本は、子どもたちより読み聞かせをする大人の人にも評判がいいようです。

ゴーギャンの絵本

『ゴーギャンの絵本・はだしになって』

小学館 ¥ 1,512 (税込)

絵本制作後タヒチに行き、ゴーギャンがひと筋縄ではいかない大きな画家だとあらためて感じました。南の島ではだしで元気いっぱいに暮らす。南太平洋のかぐわしい香りが届きますように。

クレーの絵本

『クレーの絵本・どっちが主役?』

小学館 ¥ 1,512 (税込)

著作権がきれている画家だからなにをしてもかまわないという訳ではありません。この本の物語ができあがった時、実は悩みました。クレーの遺族がこころよく許可をくれた、思い出に残る自信作です。

マティスの本

『マティスの絵本 ・泊まってみたいな』

小学館 ¥ 1,512 (税込)

マティスは晩年南フランスのホテルに暮らし制作します。それがこの本をつくるきっかけになりました。マティスの輝くようなゴージャスな色の世界が真っすぐに伝わってほしいと思っています。

ローランサンの絵本

『ローランサンの絵本・忘れないよ』

小学館 ¥ 1,512 (税込)

甘酸っぱいピンク色や紫色が似合うローランサンの世界を絵本にしてみたいと思っていました。やがて、パリのアパルトマンが舞台となってお話は動き始めたのです。ちょっと寂しくて優しい物語です。

モディリアニの絵本

『モディリアニの絵本・あえてよかった』

小学館 ¥ 1,512 (税込)

モディリアニは苦しいながらも友だち思いで仲間をモデルにたくさんの絵を描いた画家です。深い色合いに包まれたアーモンド型の目と長い首の人々。そんな彼の絵にあえてよかったと思っています。

ミロの本

『ミロの絵本・うっかり地球へ』

小学館 ¥ 1,512 (税込)

著作権者からなかなか許可が降りなかったこの絵本。だからいざ出版という時には作り手の私がいちばんうれしかったのでした。うっかり地球にやってきたミロ星人。シリーズの中でも思い出深い一冊。

広重の絵本 遠くへてくてく

『広重の絵本 遠くへてくてく』

小学館 ¥ 1,650 (税込)

「東海道五十三次」や「名所江戸百景」で有名な歌川広重の叙情あふれる世界を、ぎゅっと凝縮して32ページで感じてもらいたい。あいさつという日本人らしいコミュニケーションを交えて、旅人の心になってみました。

北斎の絵本 富士山見えた〜!!

『北斎の絵本 富士山見えた〜!!』

小学館 ¥ 1,650 (税込)

「冨嶽三十六景」は、画面のどこかに富士山を美しく配置しながら、こちら側にある当時の普通の暮らしを伝えている傑作です。北斎が好きだった竜に登場してもらって、富士の思いもちょっとだけ探ってもらうことにしました。

若冲の絵本 み~つけた!

『若冲の絵本 み~つけた!』

小学館 ¥ 1,650 (税込)

国宝になった若冲の代表作「動植綵絵」は、よく見ると意外にかわいらしい生きものたちの宇宙を描いています。昆虫に詳しいお二人の力をお借りして、作りたかった絵本ができた気がしています。

古代ギリシャのいいこと図鑑

美のおへそシリーズ<1>『古代ギリシャのいいこと図鑑』

小学館 ¥ 1,650 (税込)

古代ギリシャの文化って、「いいこと」というキーワードでまとまるかも?? 「はだかはいいことだ」「美しいことはいいことだ」「踊ることはいいことだ」… ほらね、ひらめいたとおり。古代ギリシャって素敵です。

古代エジプト よみがえりのヒミツ

美のおへそシリーズ<2>『古代エジプト よみがえりのヒミツ』

小学館 ¥ 1,650 (税込)

古代エジプトは、西洋美術の歴史からどうたどってみても、行きつくことができない世界。あの世の歩き方のガイドブック「死者の書」はすごい。この世をいっしょうけんめい生きていないと、怪物アメミトに心臓を食べられてしまう。こわい、

あーと知育ぶっく『名画ここどこ』

あーと知育ぶっく『名画ここどこ』

小学館 ¥ 1,518 (税込)

3歳からでも遊んでもらえるようにつくりました。ところが、大人がやっても難しいのでけっこう大人の方にも楽しんでもらっています。こうしてみると、若冲の「動植綵絵 池辺群虫図」に登場する生きものたちのかわいいこと!

直感こども美術館『すごいぞ! ニッポン美術』

直感こども美術館『すごいぞ! ニッポン美術』

西村書店 ¥ 2,640 (税込)

「見てごらん! 名画だよ」という西洋名画編をお手伝いさせてもらううち、「日本編」が欲しいと思うようになりました。源氏物語絵巻から浮世絵まで、富士山から子犬まで、日本の絵画ってこんなに楽しいんですから。

これが鳥獣戯画でござる ニッポンのわらいの原点

これが鳥獣戯画でござる ニッポンのわらいの原点

小学館 ¥1,870(税込)

「鳥獣戯画」は有名絵巻ですが、中身は案外知られていません。サルとウサギとカエルのキャラが立っていておもしろいんですよ。お笑いの原点、はじまりはじまり…。右から左へ見ていく絵巻そのままに、あーとぶっくとしては初めての縦書き絵本です。

小学館『ひらめき美術館』シリーズ 全3巻

ひらめき美術館

『ひらめき美術館』全3巻

小学館 ¥ 1838 (税込)

現在「遊んでアーティスト」になっている朝日小学生新聞の連載の最初のコーナータイトルが「ひらめき美術館」。何年にも及ぶ内容を子どもたちの作品も交えて、再構成した楽しいアート入門書です。

小学館『ちひろ美術館コレクション絵本』シリーズ

みつけたよ

『みつけたよ』

いわさき ちひろ (絵)ゆうき まさこ(構成・文)
小学館 ¥ 1470 (税込)

子どものころから様々な思い出のあるいわさきちひろさんの絵を再構成してつくった絵本です。花と猫と少女の物語。春の香りつきです。ちひろ美術館との協力で実現しました。新一年生への贈りものです。

心にパシャッ

『心にパシャッ』

いわさき ちひろ (絵)ゆうき まさこ(構成・文)
小学館 ¥ 1470 (税込)

ちひろさんが描いた季節感あふれる絵を、主人公の男の子の心のカメラを通して綴った絵本です。穴あき絵本をつくりたいと思っていましたが、それがこんな形で実現するとは。うれしかったです。