7月17日大塚国際美術館
鳴門の大塚国際美術館で
展示作品を子どもたちとめぐるナビツアーを行います。

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いつも言っていますが、ここはドラえもんの
「どこでもドア」のような美術館です。
陶板で再現されたフランスの名画をめぐるパリ小旅行。
時間も場所もスルリと抜けていく楽しさ。

ボランティアさんによる
同様のツアもこの日からスタートです。
この企画にあわせて、「ひらめき鑑賞シート」というのを
あらたに10作品分10種類つくりました。

子どもたちは楽しんでくれるでしょうか。

結城昌子


ベトナムに行ってきました。
NHKハイビジョンの印象派の生放送番組に
出させていただいた後、すぐ仕事でベトナムに行きました。
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中部のフエです。のんびりした古都でしたが、暑いのなんの、、、

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大好きなベトナム料理。宮廷料理のひと皿です。
日本では見たこともないものでした。

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ホーチミン(昔のサイゴン)の目抜き通りをいくバイクの量。
信号がないので、横断するのは決死の覚悟(笑)。でも本当です。

ベトナムはこれからの国だと感じました。
10年後、町や村は変わっているのかいないのか。
もう一度訪れてみたい気がしています。

結城昌子


夏の公開プログラム
7月17日 鳴門の大塚国際美術館で、子ども鑑賞プログラム
      http://www.o-museum.or.jp/ 
      「名画で体験フランス巡り」

      新しいワークシートを用意して、子どもたちと
      館内を巡る予定です。

8月1日 軽井沢のメルシャン美術館で、ワークショップ
     「小さなルーヴル美術館」展in軽井沢
     http://www.mercian.co.jp/musee/exhibition/trip.html

     ジブリ美術館で行ったプログラムを少し発展させ、
     ご家族でも参加いただけるようになっています。

8月21日 神戸のフェリシモ「神戸学校」で、講演
      http://www.felissimo.co.jp/kobe/

      さまざまなフィールドの方が登壇された神戸学校。
      どんな内容になっていくのか
      本人も楽しみにしています。

artand管理人may

6月5日NHK BS-HI 生番組「印象派名画大集合」
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ニッポンが19世紀パリになる!
印象派名画大集合
6月 5日(土)NHK BSハイビジョン、
夕刻4:00から夜8:30までの生番組。
東京・丸の内に出現する“印象派カフェ”からの中継です。

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多彩な視点で印象派を楽しむ趣向。
印象派の巨匠7人の濃密な人間関係や日本にある印象派作品
とっておきの話、「わたしの好きな印象派の一枚」ランキングといった
内容です。

ゲストとして私も出演させていただきます。
4時から5時までは「NHK BS2」でも同時に見られるようです。
ご笑覧いただければ幸いです。

結城昌子

多摩美術大学での特別講義
西岡文彦先生にお招きいただき、
月曜日、「名画は遊んでくれる」というお話を
してきました。

私にとって美大の雰囲気は懐かしく
また新鮮でした。

講義後も若者たちに囲まれて、歓談し
あらためて次世代の興味や悩みをかいまみた一日でした。

3時間に及ぶ講義は、私の話しのほかに
西岡先生との対談もはさみ、
私にとってはあっという間の貴重なひとときでした。

私の著者やテレビ出演場面など
たくさんの画像、映像をあらかじめ用意してくださり
感激しました。

皆様、ありがとうございました。
お疲れさまでした。
また、こんな機会をつくってくださいね、西岡先生!

結城昌子

大阪のルノワール展での講演
土曜日午後、晴天に恵まれた大阪、中之島の国立国際美術館で
講演をさせていただきました。
「晴れた日はルノワールに遭いに行こう」

130席ほどの会場に満員のお客さま。
みなさん熱心に、中には最初からメモを取る方もおられ
これはがんばらねばと緊張もしました。

が、そこは大阪。うれしいですね。
時々に「ここは笑うとこじゃない」はずの当方の失態を
声をあげて笑って見逃してくださり、会場はルノワールらしい
やわらかい雰囲気に包まれていきました。

そして気づくと1時間半の予定時間ぎりぎりまで話してしまい、
質問を受けることもできない始末。
東京講演では時間進行を間違えたり。。。と
なかなか時計を制することのできない私です。(笑)

展覧会場は連日5千人越えの来場者だそうで
イレーヌ(・カーンダンヴェール)嬢!!の魅力に主催者の
方々も、ただただ感心しておられました。

また大阪の皆様とも、時計をきちっと制しての
講演の席でお目にかかれるのを楽しみにしています。

結城昌子

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背後のイレーヌ嬢。ルノワールは細かいまつげまで描いている。

明日は大阪のルノワール展で講演会です。
ルノワール展の講演会告知

上のサイトでもご案内いただいていますように
明日「晴れた日はルノワールに遭いに行こう」という題で
大阪国立国際美術館で講演をさせていただきます。

14時から1時間半ほどなのですが、午前10時から整理券を配布
というシステムのようです。遠路お越しいただく方々には
たいへん申し訳ないのですが
お立ち寄りいただければ、幸いです。

結城昌子





「アムステルダム(新)国立美術館」という映画
今週、「アムステルダム(新)国立美術館」という
オランダのノンフィクション映画の試写(内覧会)
を見せていただきました。
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今年の夏、ユーロスペースで公開されるものだそうです。
監督とか、どのようないきさつでこのようなノンフィクション映画が
できあがったかなど詳細については、私はまったく分かりません。

レンブラント作『夜警』で有名なアムステルダム国立美術館。
この美術館が今大改造に入っています。その建築計画を
めぐって起こる騒ぎの一部始終を追っていくというもの。

この映画の面白さ(事実なので「面白い」と言っていいのかどうか)
は、美術館やアートに関わる人だけに感じられるようなもの
ではないと思います。
状況が二転三転していく人間ドラマ。
最後にはついに声をあげて笑ってしまって。。。

私などはどちらかといえば、
討論しながら作品をつくりあげていくという
プロセス向きのタイプではないので、
「だれにとっても、理想的なもの」を考えること自体が
すごいな、と感心してしまいました。

中に日本からこの美術館へ買い取られていく
二体の巨大な仁王像がでてきます。すばらしいものでした。
私はこの作品についてもよく知らず、
こういう作品が海外へ出て行くことには
ちょっぴり残念な感慨を抱きました。
この作品についてどなたかご存じでしたら、
教えていただければ嬉しいです。

ともかく、ちょっとおもしろい映画でした。

結城昌子


「ふるさとのお盆の思い出」絵画コンクール
先週の土曜日に「ふるさとのお盆の思い出」絵画コンクールの表彰式がありました。

このコンクールは、日本香堂が10年続けているもので、なんと約6万作品もの応募がある大きなものです。私は審査員として参加させていただいていますが、最終選考には毎回心のこもった力作が揃うので個人的に楽しみにしています。審査員長は原田泰治先生です。

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現在、お台場のフジテレビの本社1階、シアターモール(4月4日(日)10:00~18:00まで)で入賞作品が展示されています。
小学生低学年、高学年、中学生の最優秀賞に選ばれた子どもたちにも直接ふれあうことができて嬉しかったです。

作品はここで見ることができます。
http://www.kodomo-kaigakan.jp/list.php

結城昌子



ルノワール展記念講演
昨日、国立新美術館でルノワール展の記念講演をしました。

このブログから会場へ駆けつけてくださった方々、ありがとうございました。
あいにくの雨模様にもかかわらず、おかげで満席でした。若い二人連れや、中に中学生くらいのお子さん連れがいらしたのも望外の喜びでした。

残念ながら一部の方としかお目にかかれませんでしたが、声をかけていただき嬉しかったです。なんだかとても新鮮な気分でした。
会場を見渡して、私はとてもいい方々に応援してもらっているんだなということを実感しました。

ルノワール展は東京の後、大阪国立国際美術館に巡回することになっています。5月15日(土曜日)にそちらでも講演をしますので、お近くの方、よろしければお越しください。

皆さんとお話するうち、私はまた少しルノワールの魅力を再発見できた気がしています。
皆さんはどうですか。

結城昌子
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アンケートの途中ですが。
先日カラヴァッジョの映画を見ました。

私は画家をテーマにした映画を今まで何度か見ましたが、どれも思わせぶりでどうも苦手だったのですが、今回の「カラバッジョ」は良かったです。

なんと主演の俳優がカラヴァッジョにうりふたつ。
(会ったことないけど。笑)
映像も、ことさら光と陰を美化したりもせずに当時の臨場感があって好きでした。
見終えた後には、殺人の罪から逃れるために画家と一緒にイタリアじゅうを逃げ回った気分になっていました。

以前プラド美術館の企画展で結構大規模なカラヴァッジョ展を見たり、ウフィツィやベルリンの美術館でも見てきましたが、正直私には少し濃すぎてひき気味でした。

帰宅後、画集をめくりながらあらためてカラヴァッジョの世界に見惚れました。
カラヴァッジョファンの方にはお勧めです。

結城昌子

ルノワール展記念 地球に残したい5作品<9>
高円寺の「きあらさん」(女性)の5作品。

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初めて美術館で出会ったとき、釘付けになってしまった作品たちを選びました。ものすごい引力でぐいぐい引いてくるもんですから、きっと宇宙人が持っていこうとしても、地球に残っちゃうんじゃないかって思います。

1「ラス・メニーナス」ベラスケス
展示室のそばを通っただけで何やらただならぬ気配を感じた作品です。絵のなかに登場しているベラスケスにも一目惚れ・・・ってこれは残したい理由になりませんが。

2「生きる喜び」マティス
早朝から並んだバーンズ・コレクション展で、いちばん光っていました。すごく、前向きになれる作品です。

3「モノクロームIKB」イヴ・クライン
具体的にどの作品が、というのではないのですが、とにかくこのブルーは地球に残したい!

4「ロザリオ礼拝堂」マティス
「色彩」の力は地球を救う! かも。

5「トランプをする人々」セザンヌ
何気ない日常のワンシーンなのに、引き込まれます。時代を経ても、古くならない作品のひとつだと思います。

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きあらさんの5作品は、モダン中心ですね。マティスが2点入っています。
皆さん、よく実物を見ていらっしゃいますね。
「生きる喜び」私もバーンズ展でしっかりとみましたよ。
忘れられない作品になっています。
以前、IKBの絵の具を手に入れて、クラインさんの向こうをはって
自作に挑戦してみたことがあります。もちろんお遊びで。
ところが溶くだけですでにたいへん。キャンバスの上にぬっていくのが
ひと苦労だったことを思い出しました。美しい青でした。

そういえば「ラス・メニーナス」の感想が私とぴったり一緒です。
この作品ほど実物のオーラを放つ作品を私は他に知りません。ね、きあらさん。


貴重なご意見、ありがとうございました。

結城昌子

ルノワール展記念 地球に残したい5作品<8>
20代のOさんからです。

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美術鑑賞暦が長い訳ではないのでそれほどの数を見てはいないのですが
なるべく見たことのあるものから選びたいと思います。

1)ジョージア・オキーフ {ピンクの地の上の2本のカラー・リリー」
初めて見たときに本物の花以上の美しさを感じて暫く絵の前から動けませんでした。
絵から彼女の芯の強さも伝わってきました。

2)ラファエル・コラン 恋愛田園詩
とても美しい絵だと思います。
若く愛し合う二人に自分を重ねたこともありました。
寝室に飾って毎日うっとりと眺めたいくらい大好きです。

3)アンドリュー・ワイエス クリスティーナの世界
描かれた彼女のエピソードも合わせて大好きな絵です。
ワイエスの人々を見守る温かい気持ちが絵に表れていると思います。

4)マーク・ロスコ ナンバー1(ナンバー18)
ロスコの絵は直にはこれしか見たことがないのですが
いつまでも見ていたい、自分もこの絵の中に溶け込みたいような衝動にかられました。
不思議な味わいがあると思います。

5)上村松園 序の舞
定番でしょうが、やはり彼女の描く女性にとても惹かれてしまいます。
私にはない日本女性の凛とした姿、とてもあこがれます。


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女性として絵をみる視点がしっかりとできあがっていらっしゃるように
感じます。コランの「恋愛田園詩」知りませんでした。ふしぎな絵ですね。
寝室に飾って毎日うっとり眺めると、どんな夢をみるのかちょっと恐い気もします。(笑)
ワイエスの作品を見ていると、大学時代の同級生を思い出します。
彼はワイエスが大好きで、いまなお精緻で魅力的な絵を制作しています。
川村記念美術館のロスコの部屋、まさに瞑想空間ですよね。

貴重なご意見、ありがとうございました。

結城昌子


ルノワール展記念 地球に残したい5作品<7>
20代のNさんからです。

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残したい作品は、盛り上がっていて、とても楽しく拝見させていただいております。
立体を選んでいる方が、お一人のようですので、絵画は皆様にお任せすることと致しまして、彫塑、彫刻で私も選んでみることに致しました。

サモトラケのニケ=== 完全でない姿に想像をかき立てられてしまいます。

ミケランジェロ ピエタ===バチカンの名品、人類の宝だと思います。

ロダン 地獄門 ===考える人も含まれており、人が人であるために。

高村光雲 老猿 ===日本の誇る木彫の最高傑作だと感じます。平櫛さんの尋牛も捨てがたかったのですが、複数同じ作品がありましたので・・・。

遮光器土偶 ===土偶展を記念いたしましての逸品。プリミティブですけれど独創性は他の追随を許さないものと思います。

土偶はアートの範疇外かな.....^^;

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・サモトラケのニケ。ドラマティックでどこかロマンティックで、なんとも麗しいですよね。私も大好きです。見ているだけで様々な物語が生まれそうです。
・ミケランジェロ ピエタ。涙を誘うマリアの姿。ミケランジェロの理想の女性像でしょうか。どんなにシスティーナ礼拝堂の天井画や祭壇画がすごくても、やっぱりミケランジェロは正真正銘の彫刻家ですね。バチカンを訪ねたときには、とてもひとりの作品だとは思えないミケランジェロのエネルギーにただただ驚くばかりでした。
・ロダン 地獄門。上の方に「考える人」がいるんですよね。かわいく。
・老猿。 この作品がはじめて海外に発表されたとき、彫刻作品にするか工芸作品にするか随分悩んだとか。確か最終的には工芸作品に分類されたと聞いたことがあります。それにしてもすごい存在感ですね。
・遮光器土偶。これまた私が大好きな土偶。どこからこんなイメージが沸いてくるのでしょう。東京国立博物館での土偶展は良かったですよね。個人的には縄文時代にはちょっぴり憧れを感じます。病気は辛いけれど、歌ったり踊ったり。今の私たちより実はずっと幸せだったんじゃないだろうかと思ったりします。燻製を作ったり、ドングリのクッキーを焼いたりしていたことも分かっているんですって。

貴重なご意見、ありがとうございました。

結城昌子


ルノワール展記念 地球に残したい5作品<6>
コメント入れてくれたSさん(左之介さん)から届きました。ありがとうございました。

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みなさんの残したい作品をうかがっているうちにあれもあるぞこれもありでしょ、、、と眠れなくなっていました。(笑)
こんな考えてみたこともない問いかけ。知的な皆さんのご意見、この先も楽しく拝見させていただきます。

で私の場合。ふたをあけてみたら「おいおい、すべて印象派関連じゃないかよ!」すみません。若葉マークはこんなもんです。

「ダ・ヴィンチはもうお腹いっぱい」と思っていたのに、熟考していったらやはりしぶとく残ってきました、このオジサン。「最後の晩餐」を選びました。
モダンアートを愛する者にとってモネのオランジュリーの「睡蓮の池」、セザンヌのデビュー作「首つりの家」、スーラの代表作「グランドジャット島の日曜日の午後」は忘れられません。彼らの孤軍奮闘ぶり。「ありがとうございます」って感じです。
もちろん彼らに檄をとばしたわが北斎先生「神奈川沖浪裏」を外す訳にもいきません。

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mybest5_g.jpgクリックすると拡大になります。

・またまたレオナルドの「最後の晩餐」が登場。テーブルクロスの折りじわまで描く執念には驚くばかりですね。
・モネのオランジュリーの部屋では自分が池に浮かんでいる睡蓮の花になった気分におそわれた思い出があります。いいですよね。オランジュリーの展示を見ずして亡くなったモネに、見せてあげたいですね。
・「首つりの家」。堅牢な画面と奥行き表現。セザンヌはデビュー作からすでにセザンヌだったんだとあらためて感動しますね。ちなみに私は以前実際の風景を見てきましたが、普通の家でした。
・スーラの点描、どんなに時間がかかったことでしょう。実は今月まで朝日小学生新聞の私のコーナーで「スーラに挑戦」していました。挑戦した子どもたちみんなが「大変だった!」のひと言を添えてきました。もう、ぐちゃぐちゃの子どもの絵もあって、格闘の跡が微笑ましかったです。
・北斎の「神奈川沖浪裏」の大胆さには、さすがの印象派もびっくりだった(?)。

貴重な回答をありがとうございました。

結城昌子

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