「ターナー展」ブロガーナイト
先ほどまで東京都美術館で
ブロガーナイトのトークイベントに参加していました。
鈴木芳雄さんとのトークです。

今回のターナー展。30代から60代までの作品を
順を追ってみることができる貴重な展覧会だと思います。
ターナーファンならずとも楽しめますよ。

ブロガーナイトに参加された方は約80名。
熱心に耳を傾けてくださりありがとうございました。
ところで、お詫びです。
私、大ウソを言ってしまいました。

モネとターナーのヴェネツィア風景を描いた場所が同じだと言いましたが、
厳密にはかなりずれていました。水辺に沿って800メートルほど。
モネは西の空を見て、ターナーは南を見て描いていました。
ちなみにモネの絵の右端に描かれた教会が
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂で、
ターナーの絵の中央右寄りに描かれた教会です。

見た時の空気感の印象がハッとするほど似ていたので、
どこでどう思い違いしたのか、勘違いしていました。

とはいえ、普仏戦争を逃れてロンドン滞在中に見たターナーから
強い影響を受けたモネが、ヴェネツィアを描くとき、
ターナー作品を思い出さないはずはないと思うのです。
下の絵を見比べると、全然違うのにどこか似ている。
空気感が似ていませんか。
皆さんの印象はどうですか?

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ターナーのヴェネツイア

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モネのヴェネツイア

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モネの描いた場所に立って撮影した写真

残念ながら右手のサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂は
工事中で幌がかかっていて優美な丸屋根が角張って映っています。

それにしてもターナーはやはりいいですね。
アカデミックでありながら
絵画の可能性への挑戦者でもあるなんて、格好良すぎです。

関係者の皆さま、お疲れさまでした。
ありがとうございました。

結城昌子

伊勢丹新宿店でのプチ<キッズ>イベント
12月28日、伊勢丹新宿店6Fのキッズインスピレーションという
ミニイベントコーナーで、「名画に挑戦!」イベントを行います。

詳しくは、キッズインスピレーションのスケジュール案内ページ
(リンクしています)で。内容はこんな感じです。

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年末の慌ただしい時ですが、
ご興味のある方はお申し込みいただければ。。。と思います。
親子でお出かけください。

p.s. 1月19日には隣の伊勢丹会館にある教室で発展形の「名画に挑戦」を行います。

結城昌子

第一回ミツバチ一枚画コンクール
山田養蜂場さんが主催する「第一回ミツバチ一枚画コンクール」
の選考会と表彰式が終わりました。
選考委員の一人として、力作の数々を間近で見せていただきました。
3万点を超える応募総数の中、(第一回というのに)
最終選考作品のレベルの高さにびっくり。
幼児の部の大賞は、埼玉の小林将光くんに決まりました。
こんなミツバチ、かけそうでかけませんよね。

mitsubachi.jpg

選考会の途中、玉川大学の佐々木教授から
興味深い話を教えていただきました。
<ミツバチはピカソとモネの絵を見分ける>という話。
いったん「こちらがピカソ、こちらがモネ」と教えると
次からピカソとモネの他の作品を見せても、それぞれ見分けるそうです。
そんな学術研究が海外の有名科学誌で発表されたそうです。

驚きました。ミツバチってすごい。
最近遅まきながら、傑作の持つオーラ(周波数・波動)というものの存在を
なんとなく感じるようになっている私。
大画家が作り出す画面には、画家毎にオリジナルの周波数帯が
形成されていて、ミツバチはそれを読み取るということなのでしょうか。
皆さんはこの報告、どう考えますか?

結城昌子

「日本美術の技」の旅
雑誌サライの連載「日本美術の技」も二年目に入りました。
月刊誌の連載は、朝日小学生新聞の連載のように週一で巡っているわけでは
ありませんが、一ヶ月ってあっという間です。

この秋は、奈良、會津、東京、茨城と足をのばしました。
奈良は墨の都でもあり、古くからの伝統が今もきっちり継承されて
います。その伝統に「よい墨になるか否かはニカワしだい」という
墨運堂・松井会長の研究が加わって、奈良の墨は新しい局面を
迎えているようです。
「結城さん、墨を使った作品作りにもぜひ挑戦してください」との
言葉をいただいて、墨と筆を使った日本風な絵本作りへと
背中を押された気分です。いつか挑戦してみたいですね。

それにしても今も油を燃やした煤から、それを集め練り上げ墨をつくっている
人々がいることに、感銘と刺激を受けた取材になりました。

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(宮地工 撮影)

結城昌子

大塚国際美術館のモザイク画
8月から更新できずに、秋を通り越して冬を迎える時期になって
しまいました。朝晩寒くなってきましたが、
皆さまお元気でしょうか。
この間のこと、いくつか書いておきたいと思います。

大塚国際美術館での夏のイベントで
一枚の興味深いモザイク画と出会いました。
「ナイルモザイク」というその絵。
ナイル川の上流から下流までを一枚の絵とした楽しくて
ちょっとふしぎな作品です。

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大塚国際美術館には、有名な
「アレクサンダーモザイク」もあってモザイク好きの私は
うれしいのですが、このナイルモザイクには驚かされました。
ちょうど「洛中洛外図・舟木本」の謎を追いかけていた毎日だったことも
あってか、それぞれの場所での暮らしを細かく表現している感じが
(上流では人々が弓矢で動物を追いかけ、
下流では宮殿でお祭り騒ぎをしています)

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「いつでもでどこでも画家の目って変わらないな」という思いに
つながり、ひとり悦にいっていました。
おもしろい絵です。
徳島の大塚国際美術館を訪れた際には、ぜひチェックしてみてください。

結城昌子

今年も、鳴門でサマーイベントやります!
皆さん、お元気ですか?
暑いですね。
なのに今日も各地から豪雨のニュース。
雨が欲しい地方と、雨要らない地方がちぐはぐな感じです。
野菜も値上がりしているし。。(苦笑)

そんな暑さの中、「暑さなんか忘れちゃおう」というわけで
今年も恒例となった、徳島県鳴門市にある
大塚国際美術館のサマーイベントを
お手伝いさせていただきます。
今年は名付けて「名探偵は美術館にいる!」。
うん? どこかで聞いたような。。
そうなんです。
この美術館では、映画「テルマエ・ロマエ」のヒット以降
古代ローマ美術への人気がぐんぐんアップしたそう。。
マンガや映画の力って凄いなあ、、と思いつつ、
映画の題名をちょっとお借りしました。

といっても、私のイベントは映画と全く関係なく、
集まった子どもたち家族の皆さんと、
与えられた画像ヒントを手がかりに
全図に迫るという探偵ゲームです。

なんとなく全体を眺めているだけでは
見過ごしていたものがよ〜く見ていると見えてくる。
この瞬間ってたまらないんですよ。
画家の目線とか、絵のなにかとぴったり重なった感じで。

こういうお話もおいおい書いていくとして
7月27日(土曜日)の午後
お時間のある方は鳴門まで足をお運びください。
大阪、神戸からも思ったより近いです。
(下のチラシ画像の日付の曜日間違っています。
開催日は、27日=土曜日です。)

結城昌子

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サライ 芦屋釜
月日の経つのは早い。社会の変化も早い。
じっくり腰をおちつけた歩みそのものが難しいと思っていた矢先、
福岡県の小さな町で素敵な文化復興プロジェクトに出会った。
今年1月のことだ。

88年〜89年、時の竹下内閣が「ふるさと創成資金」と銘打って
各町に一億円を配った。
バブル期らしい、今となれば耳を疑いたくなるような政策だけれど
ここ芦屋町は目先の派手さよりも将来につながることを
考えた(のだと思う)。役場が偉かったのか、
町の人々の志が高かったのか。。とにかく
江戸初期に途絶えた地元の名品「芦屋釜」(茶道の茶釜)の
復興を志した。

ところがプロジェクトは予想外に難航した。
さまざまな壁を乗り越え、プロジェクト開始から十数年
ついに今春、見事な芦屋釜を作り出す一人の芦屋鋳物師が誕生した。

技を間近で見させていただいた私は
それをサライの連載の今号に短い文章で書かせていただいた。
店頭に並ぶや、多くの方々から静かな激励の言葉が届いた。
いや。。これらのあたたかな言葉は
芦屋釜復興を支えた若いスタッフの皆さんにこそふさわしい。

「日本美術の技」の連載は続きます。
人知れずリレーされていくこんな素敵なプロジェクトを求めて。。
もしそのようなお話がお近くにあれば、ぜひお聞かせください。
よろしくお願いします。

結城昌子
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ラジオ J-WAVE SUNDAY LIBRARY
今月はじめ2日と9日の早朝、
J-WAVEに出演させていただきました。

J-WAVE サンデーライブラリー

というちょっと知的な番組。なんと2週にわたり、
さまざまな音楽(どれも私の好みにぴったり)をはさんで
各1時間流れます。
ナビゲーター深澤里奈さんに誘われるようにして、
いろいろな方向に話が展開。
こんな話してたんだと今では自分自身感慨深い感じです。

J-WAVEさんはこの番組をオーディオブックにして
ネット販売していらっしゃるようです。最近知ったので、
サイトをご紹介しておきますね。

http://digiconcart.com/dccartstore/cart/info/8621/158131
http://digiconcart.com/dccartstore/cart/info/8621/158431

といっても、私のブログを時折チェックしてくださっている皆さんには
「いつもと変わらない話してるなあ〜」
という感想になるに違いない内容なんです。。。(笑)

でも構成する力って凄い。
こんなにまとまった話し方はしていないと思うのですが
それなりのまとまりで聞くことができます。
スタッフの皆さま、ありがとうございました。

最近は、「日本美術を下支えする技術」を訪ねて
米沢、福岡、佐賀、京都と
あわただしい日々が続いています。
今、目にし耳にしているものの精髄(?)を
また皆さまにお届けできたらいいなと思っています。

結城昌子

テレビ番組と新刊
皆さま、寒い日が続きますがお元気でしょうか?

オルセースペシャルの番組の再放送も終わり、
久方ぶりの方から「見たよ〜」なんて
ご連絡をいただくことが多い今日このごろです。
テレビ番組出演はなにも特別なことではないのですが
少なくともご無沙汰している友人・知人に
元気な現在をお知らせできることが
けっこううれしかったりします。

さて、昨年まだ暑くなる前に
ネジリハチマキで(古いっ!)がんばって夜ごと向かっていた
本が国際印刷でようやく仕上がり、
昨日見本が手もとに届きました。

訳を依頼されただけの英語の本が
(my art bookという原題の、真っ赤な表紙の本)
あまりに自分が個人的に続けてきた仕組みとぴったり一緒で
(こういう本、つくってみたいなと長年思ってきました)
「世界中同じことになっているんだなあ」と驚き、
まるで自分の本をつくるように
書き文字を書いたり、ここはこういう品名の方が
日本の子どもたちには伝わりやすいのではと編集者の
方と相談したり。。。

とにかく西村書店の「見てごらん! 名画だよ」以来
(この本も、教科書に紹介された、いい本です)
見せ方にも参加させていただいた思い出深い本作りでした。
「だれでもアーティスト」岩波書店刊 2100円(税込)

普通の本屋さんではなかなか見つけられない本かも
しれませんが、どこかでぜひめくってみて
感想等いただけたらうれしいです。

中身の画像、載せておきますね。
「星月夜」の挑戦ページ、
オーストラリア先住民アボリジナルの絵画挑戦ページです。

結城昌子

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BS朝日「世界の名画」再放送のお知らせ
管理人よりお知らせです。
1月2日に放送されました結城昌子出演の
「生まれ変わった美の殿堂 パリ・オルセー美術館」が
再放送されます。

前回とは放送時間が異なり、一時間早いスタートです。

2月6日(水)午後8時〜9時55分 BS朝日
http://www.bs-asahi.co.jp/binomeikyu/back_sp01.html

ご都合があえば、ご覧いただければと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

artand 管理人may

「世界の名画」新春オルセースペシャル よかったら見てやってください。
パリに行った訳を書くのを忘れました。

実はリニューアルしたオルセー美術館をテレビで私が
案内するって感じの番組です。
ずぶの素人のくせに、大それた出演なんです。(笑)
聞いてみると出演者がほぼ私ひとりらしいんです。
そんな大役を私に頼むんですから恐れを知らない方々もいるもんです。(爆笑)

私にできるかな? と、半信半疑だったんですが、
内容を聞いているうちに好奇心がもりもり沸いてきて、お引き受けしてしまった次第。
で、パリって訳です。

でも、いざ現場に立ってみると楽しかったです。
大好きな友だちにまた会えた気もしたし、新しい家に招いてもらったようでした。
壁面がぐっとシックになった印象派作品は、見え方が少し違っていました。
ゴッホやゴーガン作品が独立した部屋に収まっていたり。

121203.jpg

現地では、好きなことを話していいと言われて、たくさん話したんですが、
ほとんどカットされてしまうんだろうな・・・などど思いながら(笑)、
思ったままを語りました。しかもカメラ目線で!
このカメラ目線ってのがどうしても照れてしまう私には
無理無理って思ったのですが、このブログを訪れてくれている、
アートが大好きな皆さんのことを思い浮かべたら(これ本当のこと)、
案外できるじゃないですか。(笑)

どんな番組になるのか私には分かりませんが、よかったら見てくださいませ。
番組制作者の皆さま、お世話になりました。
ありがとうございました。

1月2日、夜9時〜 BS朝日 「世界の名画」新春オルセースペシャルです。

結城昌子

嬉しいメールありがとうございました。
帰宅したら私の「ゴッホの絵本」や「モネの絵本」を美術館でみつけた・・・
と嬉しいメールをいただいていました。

5歳と13歳のお母さんがお子さんと一緒に愉しんでくださっているのが
とても嬉しいです。
うがいさんありがとうございました。
うがいさんのブログのアドレスです。
http://ameblo.jp/ugaiemi/entry-11424942705.html
コメントも多くて、私あらためてジーンとしました。

このシリーズはたくさんの方々に読んでいただけて、本当に幸せ者です。
当初は「名画は遊んでくれる」なんて、なんてことを・・・
などと言われたりもしましたが(笑)、今では本当に
名画が身近になったな〜と思います。
私はいつも折に触れ言っているのですが、
いい絵はいい友だちのように時に絶大な力をくれます。
小さい頃から親しんでいることは、いい友だちを持つことに似ていると思うのです。
人生がちょっぴり豊かになると感じています。

先日の番組、ザ・プロファイラーの中で、岡田さんがゴッホの絵を
「ぐるぐる」と言っていますが、
おお、私の「ゴッホの絵本 うずまきぐるぐる」を見てくれたんだと
びっくりでした。(笑)

そういえば、私、調子に乗ってまたテレビに挑戦してしまいました。
「世界の名画」新春オルセースペシャルという2時間番組です。

結城昌子

フランス、パリ
先週まで11日間、久しぶりにパリに行ってきました。

パリはまさに第二のジャポニスムと言いたいような
日本ブーム。といっても和食ブームでした。

なんと、和食の店がマクドナルドの店舗数を抜いたそう。
なんちゃって寿司も含めて、どの店もフランス人の客で賑わっていました。
健康ブームとトレンドのひとつとして和食を食べるのはかっこいいのだそう。

デリバリーの寿司ショップも人気で、
黒いヘルメットに忍者みたいな黒い服を着て
さながらピザの宅配のように黒いバイクで街を走る姿を何度か目撃しました。

写真あ.JPG
こんな店構え。

写真い.JPG
デリバリーの巻き寿司

すっかりご無沙汰してしまいました。
慌ただしく過ごしている間に更新できぬまま随分時間がたってしまいました。

このところサライの連載で旅が多くて、
金沢に金箔、米沢に紅花染め、東京下町に浮世絵の彫り師・・・と
日本を旅していました。
といっても、ほぼ日帰りに近い取材なんですけど。(笑)

古き良き日本の風景と、
そこで伝統を守り抜く職人と呼ばれる技師の方々に出会うと、
日本の美しさや人々の真摯な心意気にじーんと胸が熱くなります。
日本美術を支える技は、見えない手間が途方もなく多くて、
まさに下支え。感動します。

よかったらサライ見てください。

結城昌子

なんでゴッホはあんなに急いで次々描いたかを考えてみた。
ゴッホがほぼ二日に一枚のペースで絵を仕上げていったという急ぎ方がずっと気になっていました。もっとのんびり描いていたなら・・・、なんてつい考えてしまいますよね。
もちろん病気のこともあったと思いますが、最近私はこんな風に思うようになりました。

ゴッホにとって絵を描くことは仕事(ワークじゃなくてビジネス)だったんじゃないかって。
ゴッホはある時からテオと契約したんです。生活費の変わりにすべての作品を送るって。
だから遊んでいたらクライアントのテオに申し訳ない。出してもらったお金に相当するものを渡すのが自分の役割だと感じていた。つまり完璧な職業意識があった(きわめて独りよがりかもしれない)というわけ。だから、絵の詳細を書いた手紙をたくさん出すのも「私は今、こうしてあなたの仕事をこなしていますよ」って伝えるためだった。

テオを愛していたゴッホは少しでも多く、いい作品を送りたかった。自分は情けで面倒を見てもらっているわけではないと自ら納得するためにも。先払いの仕事を引き受けた人間ならそう考えても不思議無いですよね。
後世の人は兄弟愛として受け入れてしまうけれど、ゴッホにとって生命線である収入源を守り、継続させるためにはテオを説得し、満足させる必要を日々感じていたのだとしたら・・・。

こんな風に考えると何となく合点がいく気がするのです。テオだって他の画家をいっぱい抱えた目のいい画商だったのですから。
もちろんそれだけではないに決まっているけれど。

美しい兄弟愛を思うゴッホファンから叱られてしまうかもしれませんね。かなり現実に毒された見方にすぎないって。
でも、もしそうだとしてもゴッホの絵の価値が変わるわけではないのです。
だた、もう少しのんびり描いていてくれたらひょっとするともっと新しい作品を見ることができたかも、ってついつい欲張ってしまうんす、私。ゴッホって説教師の仕事でも、誠心誠意すぎてしまうほどです。仕事への律儀さが結局命を縮めてしまった。そしてその律儀さあったからこそ、こんなにも多くの作品を私たちに残してくれた・・・。やるせないですよね。
結城昌子

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