今年も、鳴門でサマーイベントやります!
皆さん、お元気ですか?
暑いですね。
なのに今日も各地から豪雨のニュース。
雨が欲しい地方と、雨要らない地方がちぐはぐな感じです。
野菜も値上がりしているし。。(苦笑)

そんな暑さの中、「暑さなんか忘れちゃおう」というわけで
今年も恒例となった、徳島県鳴門市にある
大塚国際美術館のサマーイベントを
お手伝いさせていただきます。
今年は名付けて「名探偵は美術館にいる!」。
うん? どこかで聞いたような。。
そうなんです。
この美術館では、映画「テルマエ・ロマエ」のヒット以降
古代ローマ美術への人気がぐんぐんアップしたそう。。
マンガや映画の力って凄いなあ、、と思いつつ、
映画の題名をちょっとお借りしました。

といっても、私のイベントは映画と全く関係なく、
集まった子どもたち家族の皆さんと、
与えられた画像ヒントを手がかりに
全図に迫るという探偵ゲームです。

なんとなく全体を眺めているだけでは
見過ごしていたものがよ〜く見ていると見えてくる。
この瞬間ってたまらないんですよ。
画家の目線とか、絵のなにかとぴったり重なった感じで。

こういうお話もおいおい書いていくとして
7月27日(土曜日)の午後
お時間のある方は鳴門まで足をお運びください。
大阪、神戸からも思ったより近いです。
(下のチラシ画像の日付の曜日間違っています。
開催日は、27日=土曜日です。)

結城昌子

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サライ 芦屋釜
月日の経つのは早い。社会の変化も早い。
じっくり腰をおちつけた歩みそのものが難しいと思っていた矢先、
福岡県の小さな町で素敵な文化復興プロジェクトに出会った。
今年1月のことだ。

88年〜89年、時の竹下内閣が「ふるさと創成資金」と銘打って
各町に一億円を配った。
バブル期らしい、今となれば耳を疑いたくなるような政策だけれど
ここ芦屋町は目先の派手さよりも将来につながることを
考えた(のだと思う)。役場が偉かったのか、
町の人々の志が高かったのか。。とにかく
江戸初期に途絶えた地元の名品「芦屋釜」(茶道の茶釜)の
復興を志した。

ところがプロジェクトは予想外に難航した。
さまざまな壁を乗り越え、プロジェクト開始から十数年
ついに今春、見事な芦屋釜を作り出す一人の芦屋鋳物師が誕生した。

技を間近で見させていただいた私は
それをサライの連載の今号に短い文章で書かせていただいた。
店頭に並ぶや、多くの方々から静かな激励の言葉が届いた。
いや。。これらのあたたかな言葉は
芦屋釜復興を支えた若いスタッフの皆さんにこそふさわしい。

「日本美術の技」の連載は続きます。
人知れずリレーされていくこんな素敵なプロジェクトを求めて。。
もしそのようなお話がお近くにあれば、ぜひお聞かせください。
よろしくお願いします。

結城昌子
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ラジオ J-WAVE SUNDAY LIBRARY
今月はじめ2日と9日の早朝、
J-WAVEに出演させていただきました。

J-WAVE サンデーライブラリー

というちょっと知的な番組。なんと2週にわたり、
さまざまな音楽(どれも私の好みにぴったり)をはさんで
各1時間流れます。
ナビゲーター深澤里奈さんに誘われるようにして、
いろいろな方向に話が展開。
こんな話してたんだと今では自分自身感慨深い感じです。

J-WAVEさんはこの番組をオーディオブックにして
ネット販売していらっしゃるようです。最近知ったので、
サイトをご紹介しておきますね。

http://digiconcart.com/dccartstore/cart/info/8621/158131
http://digiconcart.com/dccartstore/cart/info/8621/158431

といっても、私のブログを時折チェックしてくださっている皆さんには
「いつもと変わらない話してるなあ〜」
という感想になるに違いない内容なんです。。。(笑)

でも構成する力って凄い。
こんなにまとまった話し方はしていないと思うのですが
それなりのまとまりで聞くことができます。
スタッフの皆さま、ありがとうございました。

最近は、「日本美術を下支えする技術」を訪ねて
米沢、福岡、佐賀、京都と
あわただしい日々が続いています。
今、目にし耳にしているものの精髄(?)を
また皆さまにお届けできたらいいなと思っています。

結城昌子

テレビ番組と新刊
皆さま、寒い日が続きますがお元気でしょうか?

オルセースペシャルの番組の再放送も終わり、
久方ぶりの方から「見たよ〜」なんて
ご連絡をいただくことが多い今日このごろです。
テレビ番組出演はなにも特別なことではないのですが
少なくともご無沙汰している友人・知人に
元気な現在をお知らせできることが
けっこううれしかったりします。

さて、昨年まだ暑くなる前に
ネジリハチマキで(古いっ!)がんばって夜ごと向かっていた
本が国際印刷でようやく仕上がり、
昨日見本が手もとに届きました。

訳を依頼されただけの英語の本が
(my art bookという原題の、真っ赤な表紙の本)
あまりに自分が個人的に続けてきた仕組みとぴったり一緒で
(こういう本、つくってみたいなと長年思ってきました)
「世界中同じことになっているんだなあ」と驚き、
まるで自分の本をつくるように
書き文字を書いたり、ここはこういう品名の方が
日本の子どもたちには伝わりやすいのではと編集者の
方と相談したり。。。

とにかく西村書店の「見てごらん! 名画だよ」以来
(この本も、教科書に紹介された、いい本です)
見せ方にも参加させていただいた思い出深い本作りでした。
「だれでもアーティスト」岩波書店刊 2100円(税込)

普通の本屋さんではなかなか見つけられない本かも
しれませんが、どこかでぜひめくってみて
感想等いただけたらうれしいです。

中身の画像、載せておきますね。
「星月夜」の挑戦ページ、
オーストラリア先住民アボリジナルの絵画挑戦ページです。

結城昌子

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BS朝日「世界の名画」再放送のお知らせ
管理人よりお知らせです。
1月2日に放送されました結城昌子出演の
「生まれ変わった美の殿堂 パリ・オルセー美術館」が
再放送されます。

前回とは放送時間が異なり、一時間早いスタートです。

2月6日(水)午後8時〜9時55分 BS朝日
http://www.bs-asahi.co.jp/binomeikyu/back_sp01.html

ご都合があえば、ご覧いただければと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

artand 管理人may

「世界の名画」新春オルセースペシャル よかったら見てやってください。
パリに行った訳を書くのを忘れました。

実はリニューアルしたオルセー美術館をテレビで私が
案内するって感じの番組です。
ずぶの素人のくせに、大それた出演なんです。(笑)
聞いてみると出演者がほぼ私ひとりらしいんです。
そんな大役を私に頼むんですから恐れを知らない方々もいるもんです。(爆笑)

私にできるかな? と、半信半疑だったんですが、
内容を聞いているうちに好奇心がもりもり沸いてきて、お引き受けしてしまった次第。
で、パリって訳です。

でも、いざ現場に立ってみると楽しかったです。
大好きな友だちにまた会えた気もしたし、新しい家に招いてもらったようでした。
壁面がぐっとシックになった印象派作品は、見え方が少し違っていました。
ゴッホやゴーガン作品が独立した部屋に収まっていたり。

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現地では、好きなことを話していいと言われて、たくさん話したんですが、
ほとんどカットされてしまうんだろうな・・・などど思いながら(笑)、
思ったままを語りました。しかもカメラ目線で!
このカメラ目線ってのがどうしても照れてしまう私には
無理無理って思ったのですが、このブログを訪れてくれている、
アートが大好きな皆さんのことを思い浮かべたら(これ本当のこと)、
案外できるじゃないですか。(笑)

どんな番組になるのか私には分かりませんが、よかったら見てくださいませ。
番組制作者の皆さま、お世話になりました。
ありがとうございました。

1月2日、夜9時〜 BS朝日 「世界の名画」新春オルセースペシャルです。

結城昌子

嬉しいメールありがとうございました。
帰宅したら私の「ゴッホの絵本」や「モネの絵本」を美術館でみつけた・・・
と嬉しいメールをいただいていました。

5歳と13歳のお母さんがお子さんと一緒に愉しんでくださっているのが
とても嬉しいです。
うがいさんありがとうございました。
うがいさんのブログのアドレスです。
http://ameblo.jp/ugaiemi/entry-11424942705.html
コメントも多くて、私あらためてジーンとしました。

このシリーズはたくさんの方々に読んでいただけて、本当に幸せ者です。
当初は「名画は遊んでくれる」なんて、なんてことを・・・
などと言われたりもしましたが(笑)、今では本当に
名画が身近になったな〜と思います。
私はいつも折に触れ言っているのですが、
いい絵はいい友だちのように時に絶大な力をくれます。
小さい頃から親しんでいることは、いい友だちを持つことに似ていると思うのです。
人生がちょっぴり豊かになると感じています。

先日の番組、ザ・プロファイラーの中で、岡田さんがゴッホの絵を
「ぐるぐる」と言っていますが、
おお、私の「ゴッホの絵本 うずまきぐるぐる」を見てくれたんだと
びっくりでした。(笑)

そういえば、私、調子に乗ってまたテレビに挑戦してしまいました。
「世界の名画」新春オルセースペシャルという2時間番組です。

結城昌子

フランス、パリ
先週まで11日間、久しぶりにパリに行ってきました。

パリはまさに第二のジャポニスムと言いたいような
日本ブーム。といっても和食ブームでした。

なんと、和食の店がマクドナルドの店舗数を抜いたそう。
なんちゃって寿司も含めて、どの店もフランス人の客で賑わっていました。
健康ブームとトレンドのひとつとして和食を食べるのはかっこいいのだそう。

デリバリーの寿司ショップも人気で、
黒いヘルメットに忍者みたいな黒い服を着て
さながらピザの宅配のように黒いバイクで街を走る姿を何度か目撃しました。

写真あ.JPG
こんな店構え。

写真い.JPG
デリバリーの巻き寿司

すっかりご無沙汰してしまいました。
慌ただしく過ごしている間に更新できぬまま随分時間がたってしまいました。

このところサライの連載で旅が多くて、
金沢に金箔、米沢に紅花染め、東京下町に浮世絵の彫り師・・・と
日本を旅していました。
といっても、ほぼ日帰りに近い取材なんですけど。(笑)

古き良き日本の風景と、
そこで伝統を守り抜く職人と呼ばれる技師の方々に出会うと、
日本の美しさや人々の真摯な心意気にじーんと胸が熱くなります。
日本美術を支える技は、見えない手間が途方もなく多くて、
まさに下支え。感動します。

よかったらサライ見てください。

結城昌子

なんでゴッホはあんなに急いで次々描いたかを考えてみた。
ゴッホがほぼ二日に一枚のペースで絵を仕上げていったという急ぎ方がずっと気になっていました。もっとのんびり描いていたなら・・・、なんてつい考えてしまいますよね。
もちろん病気のこともあったと思いますが、最近私はこんな風に思うようになりました。

ゴッホにとって絵を描くことは仕事(ワークじゃなくてビジネス)だったんじゃないかって。
ゴッホはある時からテオと契約したんです。生活費の変わりにすべての作品を送るって。
だから遊んでいたらクライアントのテオに申し訳ない。出してもらったお金に相当するものを渡すのが自分の役割だと感じていた。つまり完璧な職業意識があった(きわめて独りよがりかもしれない)というわけ。だから、絵の詳細を書いた手紙をたくさん出すのも「私は今、こうしてあなたの仕事をこなしていますよ」って伝えるためだった。

テオを愛していたゴッホは少しでも多く、いい作品を送りたかった。自分は情けで面倒を見てもらっているわけではないと自ら納得するためにも。先払いの仕事を引き受けた人間ならそう考えても不思議無いですよね。
後世の人は兄弟愛として受け入れてしまうけれど、ゴッホにとって生命線である収入源を守り、継続させるためにはテオを説得し、満足させる必要を日々感じていたのだとしたら・・・。

こんな風に考えると何となく合点がいく気がするのです。テオだって他の画家をいっぱい抱えた目のいい画商だったのですから。
もちろんそれだけではないに決まっているけれど。

美しい兄弟愛を思うゴッホファンから叱られてしまうかもしれませんね。かなり現実に毒された見方にすぎないって。
でも、もしそうだとしてもゴッホの絵の価値が変わるわけではないのです。
だた、もう少しのんびり描いていてくれたらひょっとするともっと新しい作品を見ることができたかも、ってついつい欲張ってしまうんす、私。ゴッホって説教師の仕事でも、誠心誠意すぎてしまうほどです。仕事への律儀さが結局命を縮めてしまった。そしてその律儀さあったからこそ、こんなにも多くの作品を私たちに残してくれた・・・。やるせないですよね。
結城昌子

ザ・プロファイラー 2
番組のことを書くのを忘れました〜。

放送日は10月17日(水曜日)21:00〜 NHK BS
ゴッホ ー幸せの黄色を届けたかった男ー
追跡者 ザ・プロファイラー 

岡田准一さんの番組です。

この番組、西太后とかコロンブスとかヒットラーとか・・・
歴史のなかの人物にスポットを当ててプロファイルするという内容です。

昨日、ゴッホの回のスタジオ収録がありました。
ジミー大西さんとゴッホの研究者の國府寺司先生と
ご一緒させていただきました。

よかったら見てください。

結城昌子

ザ・プロファイラー 1
8月の末、「ザ・プロファイラー」というNKH BS の
番組のため、V6の岡田准一さんと一緒に
ハウステンボスで開催中のゴッホ展を訪ねました。

朝8時の飛行機に乗ったので、到着したのは昼前。
会場にはパリ時代のゴッホ作品がずらりと並んでいました。
見たこともない作品もあって楽しかったです。

なかでもゴッホが描いたテオの肖像画には
ちょっとジーンとしてしました。
困ったような目はそっくりですが、隣のゴッホの自画像と比べると
もちろん微妙に違います。思わずテオという
もうひとりのゴッホへ思いを募らせてしまいます。
きっとそばにいたらかなわないだろう偏屈さと絵画に対するひたむきな
純粋さを併せ持つ兄に、テオは随分消耗したんじゃないかと思ったりしました。
それでも、アパルトマンの一番広い部屋を兄のために用意したテオは
やっぱり凄い存在ですね。

ゴッホのパリ時代といえばそんなテオと一緒に暮らした記念すべき時間。
印象派に触れ、(ゴッホがパリについてすぐ最後の印象派展がパリで開かれていますよね)
画家仲間との交流が始まった刺激的な日々。テオといる安心感もあったのかもしれません。
画風がどんどん変わっていく様が伝わってきました。
ゴッホの絵がゴッホの絵になっていく感じが味わえました。

意外に混んでなく、岡田さんが一緒だったにもかかわらず、
結構ゆっくり見ることが出来ました。
この展覧会、一度日本を離れた後でもう一度戻ってくるそうです。

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この建物の中に美術館があります。
ハウステンボスは始めてでしたが、
本当にオランダにいる気分になれる素敵なところでした。
個人的には若い頃に、何度か訪ねては
あてもなくぶらぶらしたハーグの町を思い出しました。

結城昌子

「DOCOMO presents いつもふたりで…」
「FMヨコハマ」のラジオ番組にゲストで呼んでいただきました。

「DOCOMO presents いつもふたりで…」という番組で、
放送日は10/13(土)、19:00~20:00です。

番組のパーソナリティは渋谷亜希さん。
とても素敵なのに気どりのない気さくな方でした。
私の本のことや絵を見る楽しさなどをふたりで雑談のように話していたら、
あっという間に収録終了。どんな風になるのかな?

この番組はネットでも配信しているそうですので、
よかったら聞いてやってください。

それにしてもラジオっていい媒体ですよね。
親密感があって好きです。
番組のなかで私の「ゴッホの絵本」の冒頭を渋谷亜希さんが
読んでくださったのですが、とてもいい感じで、うっとりでした。
自分が書いた文章とは思えませんでした。(笑)

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「ゴッホの絵本」を持っている渋谷亜希さんと、
なぜかドコモダケを抱いている私。

木の家・こんな家に住みたい 作文コンクール
今年も、(社)日本木造住宅産業協会が毎年行っている
小学生対象の作文コンクールの審査会がありました。
なんと応募総数が2万作を超えるんですからすごいのひと言。

綺麗な字、暴れん坊の字、優等生の字・・で書かれた作文。
毎年のことながら、その水準の高さにはびっくりです。
いい文章の書き方、教えてもらいたいくらいです。

このコンクールは大臣賞が4つも揃っているので、審査も白熱。
どんな賞があるかは白板の写真をご覧ください。
えっ、結果は、って? それは発表をお待ちください。

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結城昌子

サライ
サライの今月号は「京・唐紙」です。
桂離宮にも使われている唐紙の老舗、
京都の唐長さんを取材させていただきました。

いいですね。唐紙って。
まさに はんなりの美です。
すっかりはまってしまいました。
唐紙の似合う家に引っ越ししたいほど惹かれました。
今度時間をみつけて個人的に体験教室に参加したいです。

そして、さらに次の号の取材に石川県輪島を訪ねました。
もちろんテーマは「輪島塗」。
晩夏の能登半島。猛暑なのに作業場は
これまたなんとも穏やかないい雰囲気。たまりません。
知らぬ間に、日本の技の奥深さにどんどん分け入っている気がします。

ぜひ店頭で見てやってください。

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漆の木です。掻いた後が残っていました。

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漆の壺をあけるとみるみる色が変わる様子が分かります。

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輪島の棚田風景。日本海が望めます。

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