極上美の饗宴 再放送
昨夜放送された
極上美の饗宴「酒井抱一」の再放送のお知らせです。

今週日曜日(2月5日)午後一時から
NHK BSプレミアム(BS103)で予定されているようです。

裏表、梅水、金銀、月光と呼べるような4つの構成でした。
おだやかな面持ちで、季節や時代の推移を眺めたい今
抱一とその作品が再度うかびあがってくるのだと感じました。

artand管理人may

迎春

あけましておめでとうございます。
本年もartandをよろしくお願いいたします。

今年のartand news第一弾は
一昨年、昨年と作業しました中学生のための
美術教科書(発行・開隆堂)が無事完成し
今春から全国で使われるというご報告です。

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教科書は4年に一度改訂され、内容を一新します。
今回はトータルな「美術」の授業時間は減り、その分、
作品鑑賞などに費やす時間を多くとるカリキュラムに
なっています。

教科書制作(デザイン)に関わらせていただき
検定に関わる修正というものがいかに
内容的にも行程的にもハードなものかよく分かりました。
「教科書ってこんな風に作られているんだ」という実感です。
もともと美大では、「教職」も一応クリアしている私ですが
はるか昔のことで、あらためての発見がたくさんありました。

この開隆堂版の教科書は全国の中学生4人にひとりくらいの
割合で使われるのだそうです。
「うちの中学これを使ってるよ」というお子さんがいらしたら
ぜひ声をかけてください。楽しみにしています。

辛いことも多い学生時代。
こうした新しい教科書を手にして、明るい
実のある毎日をおくってくれたら幸せ
と思わず祈るような気持ちになっています。

結城昌子



放送日の訂正
皆さま

本年もご支援たまわりありがとうございました。
来る年が皆さまにとって、
幸多い年になりますようお祈り申し上げます。
結城昌子とartandを今後ともよろしくお願いいたします。

さて、
弘前などへの取材で結城昌子も参加させていただいた
NHK BSプレミアム「美の饗宴」の放映日ですが、
1月23日ではなく、1月30日に変更になりました。
月曜夜9時です。(再放送もあります)

http://www.nhk.or.jp/artbs/kyoen/

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これまで、琳派の第三走者くらいにしか
よく知らなかった酒井抱一という静かな絵師が
実は強い思いと技をもった人であったことが
解き明かされるようです。

ご覧いただければ幸いです。

artand管理人may

極上 美の饗宴
NHK「極上 美の饗宴」の放送日は
今のところ1月23日が予定されているそうです。
私を含め嵐山光三郎さんなど何人かがいろんな場所を訪ねるそうです。
お時間があったらご覧ください。

「へー、そうだったんだ」と発見がいっぱいの収録でした。

結城昌子

軽井沢千住博美術館
そうそう、オープンしたばかりの千住博美術館を訪ねて
軽井沢にも行ってきました。
外壁がガラス張りで、中庭が美術館の中に点在し、
床は元々の地形に合わせてなだらかな傾斜が付いている一風変わった展示室。
お散歩気分で楽しめる美術館でした。

軽井沢の木立に包まれたウォーターホール(滝)。
鑑賞すると言うより、お気に入りの場所をみつけてくつろぐという感じ。
順路もなく外光もふんだんに入る。
時間や季節を変えて訪ねてみたい美術館でした。

写真は家庭画報の文化欄のために
カメラマンの村上圭一さんが撮ってくださったものです。

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この欄の次回取材のために名古屋の愛知県美術館にも行ってきました。
ポロックの生誕100年を記念しての回顧展です。
いろんな意味でとても感動しました。
この話はまた今度書きますね。

結城昌子

神戸、諏訪、上田、長野、弘前
秋になって、全国各地を訪ねる機会がありました。

神戸では30数年ぶりに武蔵野美術大学の旧友との再会を果たしました。
ムサ美の校友会の神戸支部がちょうど60周年を迎え、
記念の講演者として呼んでいただきました。
その節はお世話になりました。

真田幸村でお馴染みの上田市。
そこに音楽ホールと美術館が隣接する交流・文化施設が誕生します。
3年後の開館を目指して、目下様々な検討が始まっています。
美術館の委員として私もその会議に参加しています。
長いプロムナードが音楽と美術をつなぐという楽しみな施設。
子どもの頃からの幸村ファンの私としては、何度かその地を訪ねるうちに
すっかり十勇士気分です。(笑)

一月に放送予定のNHK「極上 美の饗宴」の取材と撮影のため
弘前市を訪ねました。(番組の放送日時が決まったらまたご報告しますね)
弘前城の紅葉は真っ赤に染まり、東京育ちの私には見たこともない
濃密な赤色にびっくり。不気味なほどの赤がきりりとした寒空に
いっそう艶やかさを増しているようでした。

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結城昌子


すっごく久しぶり!
更新がなかなかできないまま
時がぐんぐん過ぎてしまいました。

大震災から半年経った頃、
私は毎年の絵画コンクールや作文コンクールの審査を通して、
「今年」の子どもたちの思いを知りました。
そして表彰式では、たくさんの子どもたちの笑顔に出会いました。

もちろん震災や原発に関連した内容も多く、
小学生なりに一生懸命なことがひしひしと伝わってきました。
震災を体験した子どもたちはみんな黙々と事実を引き受け、
健気に前向きに頑張っています。
泣きそうになりました。

実のところ私は3月からの半年間結構緊張して過ごしていたせいか、
その後、妙な無力感に包まれ、この2ヶ月間はかなりしょぼくれていました。

心が少し温まることもありました。
先日水戸のボランティア関係のところに土嚢袋が不足していると
ボランティアに行った友人から聞いて、土嚢袋800枚を送りました。
そうしたらなんと水戸の小学生たちが私の送った800枚に絵とメッセージを描いてくれて、
それが石巻の側溝の掃除に使われました。なんだか嬉しい出来事でした。

これからは、もっとまめに更新したいと思いますので、
よかったらまたこのブログ、覗いてみてください。

結城昌子

新しい本のご紹介
新しい本が16日に発売になります。
結城による翻訳絵本です。

モナ・リザをぬすんだのはだれ?」(岩波書店刊・1575円)

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ある日、ルーヴルの壁から「モナ・リザ」が消えた。
あれれ、どこに行ったの?

お話しはここから始まります。
ロマネスク調(?)の絵が独特の雰囲気をかもしだす
モナ・リザの微笑の物語。

どこかで見ていただければ幸いです。

あっ。。それから。。
古代ギリシャのいいこと図鑑」は
もうご覧いただきました?
こちらは翻訳本じゃありません。
こちらもよろしくお願いします。m(_ _)m

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artand管理人may

ピアノ教室から
昨年、夏休みレッスンの応援ナビとして
ムジカノーヴァというピアノレッスン雑誌に
結城の「クレーに挑戦!」の仕組みが紹介されました。

これをみたピアノ教室の板橋先生から、先日
「やってみました」「楽しかった」というお便りを
いただきました。ありがとうございます。
今後も続けていきたいとのこと。
また新作、楽しみにしています。

andkidsに美しい作品をアップさせていただきました。
ごらんください。

artand管理人may


ときには新しい試みも
いまだに、手書きの文字をコチョコチョ書いているし、
ブリューゲル!なんて言っているし。。。
「結城昌子さんてオールドマスター(西洋泰西名画)作品ばかりが
好きな夢見るひと?」と笑われそうです。

たしかに「手もと」が好きな人間には違いありません。
でも、新しい試みに心を開いていないわけではありません。
今日、スタジオである録音をしてきました。

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手にもっているものを見ていただくと分かるのですが、今
「ぴくぴくぴくぴくピクニック」
というipadのアプリをつくっています。

あーとぶっくシリーズの中から
印象派の作品を「ピクニック」というお話しにのせて
つくりかえたアプリです。
残念ながらipad専用なので、
見ていただける方は少ないかもしれませんが
ゲームあり、ぬり絵あり、お絵かきありの
楽しいアプリです。
しかも原寸まで拡大できるので、そのまま原寸美術館です。(笑)

その本文をなんとなんと
予算の都合で私自ら吹き込んだというなんとも
「手づくり!」感満載のアプリ絵本です。

とはいえ、アプリづくりはたいへんで、
たくさんの人が応援・協力してくれています。

そういえば作曲してもらって唄まで歌っているんです〜!
詳しくはまたご紹介させてください。
発売はたぶん晩秋です。

結城昌子

いよいよブリューゲル!?
今朝の朝日小学生新聞「遊んでアーティスト」で
子どもたちに向け、次回の挑戦お題が発表になりました。

「雪中の狩人」で「ブリューゲルに挑戦!」。
「こちら側と向こう側の景色をかきわけよう」だそうです。
むずかしそう〜。でも涼しそうで楽しそう〜。

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ベルギー好きの結城が、これまでこの連載で
あまりブリューゲルを紹介してこなかったことに
首をかたむけていました。興味津々の画家のはすですから。
「子どもの遊び」を扱ったことがあるくらい、だそうです。

雪に降り込められたウィーンの美術史美術館で
望遠鏡を片手に!(笑) 数時間も
ブリューゲルの部屋に座っていたことがあると
エッセイであかしていました。
そこでブリューゲル作品に開眼したのだとか。。。

教えられてよくみるほど
ひきこまれるブリューゲルの絵画世界。
「雪中の狩人」の氷上、カーリングで遊ぶ子どもたちの姿は心和みます。
「よくみえる、いい目をしていたんだなあ〜ブリューゲルって」と
別の意味で驚きます。

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2週間ほど前、知人から誘われて、
今冬、東京・渋谷のユーロスペースで公開される
「ブリューゲルの動く絵(仮題)」を
試写室でみせてもらいました。
映画はみる方それぞれのものでしょうから、感想はおいておくとして。
映画「バスキア」の原案をかいた人が監督しています。
現代アーティストから16世紀の画家へ。
扱われているのはブリューゲルの「十字架を担うキリスト」。
ご興味ある方はぜひ映画館へ。

日本では昨年、大槻一雅さんという方によるブリューゲル版画を
扱ったアニメーション DVDがありました。
しぶくてなかなか楽しいものでした。

そういえば先の映画の主演(ブリューゲル役)は
あのルドガー・ハウアー。マリアはシャーロット・ランプリング。

ブリューゲルの楽しく味わい深い視覚世界が
新しい形でいよいよ注目されるようになるのでしょうか。

artand管理人may


andkidsブログをチェックしてみてください。
このホームページには2つのブログがあります。
このnewsブログともうひとつandkidsというブログ。
トップページの黄色い○のいちばん左をクリックしていただくと
あらわれます。

四国、鳴門の大塚国際美術館さんから、途中報告をかねて
『夏休みの自由研究』の仕上がり作品の画像が送られてきました。
中からいくつかをピックアップして、ご紹介させていただきますね。
(子どもたちからOKもらっているようですから)

そういえば今日はまだ18日。「残り13日もあるよ〜美術館にきてね」
ということにもなりますし。(笑)
さて『夏休みの自由研究』としてこの美術館で
どんなことができちゃうかといいますと。。。

今夏は「ドイツ年」なのでドイツの名画に焦点をあてています。
デューラーやアルトドルファーやフリードリッヒなど
(小さな子どもたちには、ちょっとむずかしいかな?)
鑑賞・体験するための「ひらめき鑑賞シート」を片手に、まずよく味わいます。

次に、4種の『夏休みの自由研究』シート(下の画像)の中から
好きなものを選んで、自分の思うようにその絵をまねてかいたり、
感想をかいたりして、家に帰って完成してもらおうというものです。
(で、いいと思ったら学校へ提出)
その途中のものを美術館スタッフさんがちょっと貸してもらったというわけですね。

4daishiai.jpg

ホルバイン、マルク、マッケ、クレーの4種類があります。
第1弾は夏休み早めの7月中に美術館を訪れた
子どもたちの作品の中から。
さあ、子どもたちはどんなことを感じているでしょう。
クリックしてみてください。


結城昌子

夏のワークショップ
先日おこなった大塚国際美術館でのワークショップの報告です。

今回は100人で名画に挑戦です。

21世紀になって個人主義が強くなり過ぎ、
日本の社会でもコミュニケーションの重要性が指摘されていますね。
それはもちろんアートの世界でも同じです。
アートは時代が生み出すものでもあるのですから、
今には今にふさわしい表現があるのです。そして、今回の震災。

で、今年は、(個人を横に置いて)みんなで描こう! 
という挑戦を考えてみました。

たくさんの子どもたちが参加してくれて、幼児から大人まで一緒になって作る時間は本当に楽しく、私にとってもたくさん発見がありました。参加してくれたみんなに感謝です。

まずは陶板でできた実物大の作品を「ひらめき鑑賞シート」を片手に鑑賞してからそれぞれの部分を決めていざ、挑戦! 

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陶板だから直接手を触れても大丈夫。
(すべての画像はクリックすると大きくなります)

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こんなことができるのもこの美術館ならではですね。

フェリシモさんの協力をいただいて、会場には500色の色鉛筆と500色のクレヨンが用意されました。(フェリシモさん、ありがとうございました。)

それを手にした子どもたちの表情は真剣そのもの。色の微妙な違いに目を凝らし、原画と何度も見比べる姿を見ていると、「色の力」を実感。色を選ぶことから作品作りは始まるのです。

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そして自分の受け持った部分を、(例えとてもそれがとても単純な部分であっても)隣に並ぶ絵に負けないように、ぐいぐいと色を塗る小さな手を見ていると、そこにはちゃんと責任感のようなもの生まれていることを感じます。

中学生以下の子どもたちとお母さん、お父さん、そしてボランティアさんも加わって仕上げたのはマルクの「黄色い牝牛」。

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今年のテーマはドイツ絵画にしたので、高校生たちはルンゲの「朝」に挑戦しました。

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これがみんなのマルクです。

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目を細めると、マルクが大好きだった黄色い牝牛が溌剌と飛ぶはねていることが分かりますよね。画像をクリックして、7月15日にアップした画像と比べてみてください。

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高校生のルンゲ・・・

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元の絵はこれです。

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なかなかいい感じでしょ。

このワークショップは大塚国際美術館のスタッフかたがたによって、8月いっぱい毎日行われます。徳島までお越しの際は是非参加してね。

結城昌子



andkidsに神戸からの作品up
andkidsのブログに
神戸のO絵画塾さんからの投稿作品をUPしました。

O絵画塾のお子さんたちは、
朝日小学生新聞の「遊んでアーティスト」の
コーナーでも常連さんです。
先生の指導がよいのか、いぜんはよく
楽しい力のこもった立体作品を
応募してくれていました。

朝小の「遊んでアーティスト」に以前
「わたしのアートじまん」というコーナーを
つくっていて、応募された立体や半立体の作品を
紹介していました。そういえば最近やっていません。

この春あたりから、
「○○に挑戦」のコーナーへの応募作品の数が多くなって
毎週作品をセレクトするのに追われています。

また、こちらへ作品を投稿いただけば嬉しいです。
(全部ご紹介することは出来ませんが)
andkidsの方もご覧ください。


結城昌子

23日大塚国際美術館で
来週末の23日土曜日は
今年も四国鳴門の大塚国際美術館で
夏休みオープニングイベントに参加します。

昨年はフランスものにフォーカスした夏でしたが
今夏は、日独交流150周年記念ということで
ドイツ作品に注目!です。

ドイツ絵画というとどうしても暗いイメージがありますね。
でも20世紀初頭の表現主義的な瑞々しい作品を
よくみていくと、可能性が感じられてワクワクしてきます。

そんな中から、子どもたちにも親しみやすい
9作品を選んで「ひらめき鑑賞シート」をつくりました。

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長年あたためてきた
名画に挑戦しながらコミュニケーションする(!?)
「100人名画」というイベントも行います。

美術作品の鑑賞をさらにアクティブな体験にできたらいいな、
そんなことを夢見ながら
参加される皆さんといっしょに楽しい一日にしたいと願っています。

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結城昌子

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