未来の土木コンクール
私にとってはちょっと変わったコンクールの
審査に参加させていただきました。

お台場の日本科学未来館で今日発表が行われた、
土木学会主催の「未来の土木コンクール」です。
このコンクールは、子どもたちの夢を
土木の専門エンジニアの方々が形にするというもの。

子どもたちは未来プランナーとして、こんな未来にしたいな…
というプランを発表し、それを
日本を代表する土木の専門技術者が、
会社の枠を越えて6、7人のチームとなって
具現化して発表するというユニークな試みです。

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大人と子どもの混合チームの発表を審査するひとときは、
恐れ多くも楽しくて、私にとってはとても新鮮な体験でした。

最終選考に残った優秀賞のチームは5つで、
それぞれにユニークでした。

詳しくはホームページを見て下さいね。


そのなかから最優秀賞に選ばれたのは、
被災時に公園の遊具で発電をするというプランでした。

ブランコや滑り台、シーソーなどで発電できれば、
避難した公園が停電でも、子どもたちの遊ぶ力で
発電しようというメッセージが込められています。

笑い声まで発電に利用しようというものですが、
技術者の方々の丁寧な試算では、
ひとつの公園で一日0.16kwhしか発電できないことになり、
とてもまかないきれないので、
全国の公園から送電するシステムまで加えられての具現化でした。

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私も大好きな内容でした。
簡単な試作品まで作られてあって、
声を出すとほんの少し電気がいて、
サイエンスアートのようでわくわくしました。

ディズニーランドなどに代表される
電気をふんだんに使う遊園地とは真逆の、
電気を生み出す遊具は本当に素敵なプランです。

子どものベラボーとも思える夢もさることながら、
真剣に取り組む大人の皆さんの真摯さにも感動しました。

子どもたちの笑顔はもちろん素敵でしたが、
技術者の方々の笑顔はもっと素敵でした。

あっという間の2時間半。
関係者の皆さま、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。

結城昌子


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